熊本地震から一年経ち、住宅業界でも耐震性能に関しては多方面で議論されている状況です。その中でも大変興味深いのが、このwallstatを活用した倒壊解析です。このソフトウェアは、中川氏が学生の頃から暖め続けてバージョンアップし、最新バージョンでは熊本の余震と本震をモデルに与えることが出来るそうです(阪神大震災の揺れも勿論あります)。実際の入力作業も、かなり詳細に渡って入力可能で、仕口の金物まで設定可能です。
一連のお話を聞いた上で思うことは、建築基準法ぎりぎりなんでは無く、余裕をもった構造設計が必要なのでは?という事です。今後はwallstatによって設計プロセスも大きく変わって行く予感がいたしました。
2017-04-17 23:54
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