2019秋山設計道場ヨーロッパ視察:第三話 [私の車窓から]
2019/06/10〜17まで、ヨーロッパの名建築視察に行って参りました・・・
第三話、長いです・・・
前話で街をバスの中から眺めながらの移動。そして初日午前中にお邪魔したピーターズントー氏設計のルツィ邸(写真中央)
お施主様のルツィさんご本人が、この自邸が大好きなようで木の組み方を説明するための原寸サンプルを使っての解説!マイホームへの愛情が伝わってきます!
我々もよく使う、ヨーロッパでは定番(?)の玄関ドアですね!
プランは四隅に階段、中央に水回り&コアスペース、残った部分が各居室と非常にユニークなもの。写真は北側の居室からの眺め。いかにもスイス!っていう感じの景色が目の前に広がってます!
4面とも中央はこういうガラスの大開口。日中の日射熱だけでほぼ全館暖かいんだそうです。正にパッシブデザイン!
ズントーさんは日本の木の浴槽が気に入っていたそうで、本当は本物を入れたかったんだけど、入手困難だったため、地元の職人さんが作ったとか??日本にはないデザインでなかなか斬新な木製の浴槽!
ついでにルツィ邸の周りの町並み散策・・・
外壁に竣工年なんかが記してあるんですが、1699年(!?)とか書いてあります!300年も持つんですね!
どの家も歴史を感じる佇まいなのですが、開口部だけはしっかり定期的にメンテナンスされているようです。
この独特なデザインの蝶番金物、スイスのホームセンターに沢山売ってました(^^ )
そして古いおうちでも、日射遮蔽のため(だと思われる)両開きのルーバーが設置されてます。(こちらのお宅もサッシ周りに手が入れられてますね)
イエーナの町並み散策・・・スイスに来た感じですね(^^ )
その後、クールという町に立ち寄り昼食を・・・
古い街並みを散策
おっと楽器屋さん発見!ショーウィンドウはIbanes、BOSSなど、メイドインジャパンで埋め尽くされてました(^^ゞ やっぱり楽器は日本のものが人気あるんですね!?
スイスらしい風景・・・
少しバス移動して、同じくズントー氏設計の地域歴史博物館
入り口が片持ちで浮いてます!
遺跡にそのままシェルターをかぶせてある感じなので、全面ルーバー!しかも木製!
クールの街を離れて次の目的地、トゥルンへバス移動。事務所系はやっぱりバッチリ外付けブラインドで日射遮蔽
スイスに来た感じの風景ですな
初日最終目的地、聖ベネディクト教会 ズントーさん設計
何故このような斜面に建築する必要があったのか?工務店さん、大変でしたね?
今ツアー最初の秋山東一先生とのツーショット写真!
バックの景色も素晴らしいですね!
内部の天井の様子
秋山神に誓っているのであります・・・いい設計をするように(^^ )
この材料を準備するの、さぞかし大変だったことでしょう・・・スイスには普通にあるのかな?
ザンクトガレンに戻って夕食を・・・
現地時間21:00でこの明るさ!(記事が長すぎて許容量オーバー、残りは明日に続きます・・・)
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